

糸島からお届けしています
今日仕事で取引先の人と話してて「ケンイチ君の知らない世界」がまたありました
打ち合わせ中に取引先の人が資料の端にメモを書いているのを目にしました
そのメモ書きを見た時に、めちゃくちゃ下手くそな平かなで書いているように見えたのですが、よ~く見ると全部英語なんです
げっマジか!と思って思わず「全部英語で書いてるんですか?」と聞いたら「はい」とのことでした
話を聞くと親の仕事の都合で物心がついたときにはアメリカのシアトルで暮らしていて高校卒業と同時に日本に帰ってきたそうなんです
いわゆる帰国子女です
そして卒業時期が日本と違うので時期をずらして日本の大学へ進みそれからずっと日本で暮らしているそうです
なので今までの人生の半分ほどはアメリカで暮らしていて日本語より英語の方が楽なんだとか
両親が日本人なので子供のころから日本語は話していたけど家から一歩出るとすべて英語で育ったのでちょっとメモ書きするときは英語の方が早いんだそうです
英語でメモなんてカッコイイ~~
そこでちょっと気になったのが「夢を見るときは英語か日本語か?」ということで尋ねてみると、状況によって違うそうです
日本人の友達と話している夢は日本語でアメリカの友達と話しているときは英語なんだそうです
全部英語で夢を見るのかと思ったけどちょっと違ってました
他に頭の中で想像するときは英語なのか日本語なのかも尋ねてみました
たとえば「え~っとアレはどうだったかなぁ~」と想像するときは英語なのか?日本語なのか?
それはほぼ英語だそうです
頭の中で「お~」とか「わお~」とか「あ~は~ん」とか言ってるんでしょうかね
顔はバリ日本人なのに
英語が話せるわけだから受験の英語なんて楽勝かと思ったらそういうわけでもないそうです
実際にアメリカで使っていた英語と日本の勉強の英語は微妙に文法も違うそうでかなりギャップを感じたそうです
また「漢字」というものに慣れていないため日本語の文章を読むときに文章がスッと頭に入ってこなかったので苦労したとか
大学受験の時はアメリカにいた時から日本の大学を受験することを想定して勉強してたけどかなり漢字で苦労したそうです
そのままアメリカの大学へ進む方がどれだけ楽だったかも話してくれました
一見、帰国子女と聞くと外国語が話せてカッコよく見えるけどかなり努力して日本の生活にコンバートしたことがわかりました
今日はそんな「ケンイチ君の知らない世界」が聞けて良かったです
また「ケンイチ君の知らない世界」が出てきたら報告します
それではまた