
糸島からお届けしています
今日の写真は志摩小富士の畑から撮影した夕暮れです
すっかり秋っぽくなってきました
でも紅葉はまだまだ先のようです
日中はいまでも25℃近くになるからまだかなぁ
11月中旬でやっと見れるくらいなのでしょうか
そして話は全く変わりますが
先日ドラマの「グランメゾン東京」を観ました
キムタクがサッサッサッと料理をつくるシーンを観て「あんなにサッと料理がつくれたらイイなぁ~」と素直に思っちゃいました
ボクは食に関する開発の仕事をしていて、かなり専門的な分野での食材開発をしています
微量の添加物を入れた場合の効果などをデータとにらめっこしながら一つのものを作り上げていきます
取引先から食材で求めているものの話を聞き開発しその仕事をまとめてくるのがボクのお仕事
その食材もお仕事をまとめてきたら、ある一つの食材だけで数十トンです
なのでかなりの食材を食べました
めっちゃ美味しいものから死ぬほど不味いものまで
試食などはしょっちゅうです
なのでかなりマニアックな専門的な分野で食とかかわっています
そこでドラマみたいにサッと料理がつくれたらという話に戻るのですが
ボクは食に関する開発の仕事をしているのですが、実は一切料理ができません
全くと言っていいレベルです
ご飯を炊いたことは人生で5回くらいしかないです
ご飯が炊ける理論は分っているけどしたことがない
味噌汁もそうです
なぜあの味になるかの理論は分っているけどつくったことがないんです
例えばある食材を柔らかくしたいと考えたとき専門知識を使って添加物や製法などで柔らかくする理論は考えられるけどその食材を使った料理が出来ないんです
おそらくみんなが一度は口にしたことがある商品も開発もしてるけど料理じゃなくて食材の一つなんです
だから料理ができる人はすごいなぁ~といつも感心してます
いつかドラマのキムタクみたいにサッと料理が作ってみたいけど、その前にご飯くらいは炊けるようにならなくちゃ
奥様に炊いてもらったご飯を使って「玉子かけご飯」をつくるのがボクの唯一の得意料理です
それではまた