
糸島からお届けしています
何か辛いことや苦しいことがあると思い出す言葉があります
作家の伊集院静が書いた「大人の流儀」という本に書かれている言葉です
ボクは頭が悪くてちゃんと本が読めないのですが、その一行の言葉にかなり助けられました
その一行は「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている」という言葉です
読むと当たり前のことかもしれませんが、この言葉でボクは助けられたことが沢山ありました
辛いことや苦しいことがあると「なんでボクばっかり」と考えるようになりがちです
その時に周りを見るとみんな何も苦労していないように見えたり全てが上手くいっているように見えたりしました
でもそんなそんな人なんてまず居ないんです
皆それぞれ辛いことや苦しみを持っているけど顔に出さずに暮らしています
それでも人前では平然と生きていかなければいけないし、皆そうしている
自分だけに辛いことや苦しいことがあっている訳じゃないんだと気が楽になりました
直面している辛い現実からは逃れられないんだけど
だけど今ここでこの文章を書いているボクはその時に直面した辛いことは何とか乗り越えてきたから今こうして書いている
でもまたいつの日か辛いことや苦しいことはやってくる
でもそれはボクだけじゃないんだと思って乗り越えなきゃ
人はそれぞれ内容は違うけど辛いことや苦しいことを持っているんですよね~
自分だけじゃないんですよね~
「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている」という言葉にまた少しだけ楽にしてもらおうと思います
それではまた