
糸島からお届けしています
小学校の頃に考えた計画を途中で断念した話です
ボクの父上はタバコのヘビースモーカーで一日に2箱ほど吸う人でした🚬ボクが子供の頃はどの家庭もそうだったと思うのですが室内でタバコ吸うのは当たり前で灰皿も常時置いてありタバコの匂いがするのは生活の一部でした
そんな頃にタバコが好きな父上に特別なタバコを作ってプレゼントしようと計画をしたんです
その計画の内容は・・・
まず、灰皿に残っているタバコの吸い殻をパクる
いっぺんに全部パクるとバレるので少しずつパクる
その吸い殻にまだ残っているタバコの葉っぱの部分をほじくり出していっぱい集める
とにかくいっぱい集める
その集めたタバコの吸い殻の葉っぱの部分を習字で字を書く紙に一列に並べて、巻き寿司のように綺麗に巻く
大量の吸い殻の中で一番綺麗と思われるフィルターの部分を見つけ出す
そのフィルターを葉っぱを巻いた先っちょにノリでくっつける
これで全長約30センチほどの超ロングタバコが出来上がる
それを折れないように習字の筆を入れる筒みたいなのに入れる
そして父上にプレゼントする
そしたらそれをもらった父上がそのタバコを見て驚く
「これならずっとタバコを吸っていられるぞ」と父上が喜ぶ
最後に「どうだ~こんなの作れてすげ~だろ~」とボクが自慢する・・・という計画です
とにかくいっぱい吸い殻を少しづつ集めていたのですが、どうやらボクが吸い殻を集めていることに親が気づいたようです
おそらく弟がチクったんだと思います
親からも「吸い殻持っていってない?」と聞かれたのですが「知らない」と言い続けました
少しづつ吸い殻をパクっていたのですがある日から灰皿に水が入れられて吸い殻が全部濡れているんです
「ゲ~~~これじゃロングタバコ作れんや~ん」とこの時点で必死に集めた吸い殻の葉っぱを紙に巻いてみたのですが普通に売っているタバコより短いんです
これじゃすごい訳でもなんでもないです
なのでここで計画は終了
あっけなく計画は終わってしまいました
計画通りに出来てたらすごいタバコができたはずなんだけどなぁ~
ロングタバコを作るという計画が途中で終わってしまったという話でした
ボクはこの頃からすでに超が付くほど馬鹿でした
それではまた